作り方

エクセル家計簿の作り方【簡単!無料テンプレートあり!】

2022年1月25日

excel_kakeibo

また家計簿つけ忘れてしまいました。。
1ヵ月家計簿を続けられたことがないです。。

好奇心旺盛なリスくん
家計簿ママ

忙しい中で継続することは難しいですよね!
今回はそういう方に向けて極力時間をかけずに
継続して続けられるように解説していきますね!

初めて家計簿をつける方、挑戦したけど断念した方に向けてEXCEL家計簿の作り方について説明します!
手書きは後々計算が合わない時には調整が難しいため、EXCELによる家計簿をオススメしています。

初めは慣れないので難しさもあると思いますが、慣れれば1ヵ月分15分もかかりません!
無料テンプレートも付けているのでお試しください!

無料テンプレートのイメージは↓ 3部構成です。

テンプレートも無料」で提供しています!
エクセル関数で自動的に作成されます!
最終目標はこちら!

エクセル家計簿のメリット・デメリット

エクセル家計簿と比較されるのが家計簿アプリかと思います。

家計簿アプリのメリット

・エクセル関数を知らなくても利用できる

・エクセル関数ミスにより誤りがない

・スマホでも作成できる

家計簿アプリのデメリット

・アプリの操作方法を知る必要がある

・決められた集計しかできない

・有料化される可能性がある

家計簿アプリでは初めに操作方法を覚える必要がありますが、エクセル関数の煩わしさはありません。
ただし、私は家計簿は生涯作成する必要があると考えており、継続して利用できる点を重視しているため、エクセル家計簿を推奨しています!

エクセル家計簿のメリット

・生涯使い続けられる

・好きなようにカスタマイズができる

・利用料がかからない

エクセル家計簿のデメリット

・エクセル関数を理解する必要がある

・エクセル関数ミスによる誤った集計の可能性がある

・アプリよりは手間がかかる

エクセル家計簿は生涯使い続けられるのが最大のメリットであり、家族構成や仕事などにより変化にも好きなようにカスタマイズができるものメリットだと考えています!

反面、ある程度はエクセル関数を理解する必要があります。
当サイトでは無料テンプレートも用意していますので、初めはテンプレートどおりに決められた項目のみを入力するだけでかんたんに始めることができます!ぜひご利用ください!

無料テンプレート家計簿の特徴

家計簿ママ

100歳までの家計簿作成に時間をかけていただきたいので、日々の入力は極力簡単にしたいと思います!無料テンプレート付きですので是非試してみてください!

無料ですか!さっそく我が家でも始めます!

好奇心旺盛なリスくん

当サイトの家計簿の特徴

①家計簿は3種類あります(日単位、月単位、年単位)
EXCEL関数を使い、日々の入力と月単位の集計を極力「簡単」にしています!

100歳までの家計簿を作る
→将来の収入と支出を予想するのは困難ですが、まずは現在の収入と支出を「把握」することから始まります。

将来設計ができる
→②のあと、毎年家計簿を見直すことで精度を上げていき、将来への不安を取り除き、「使うべきところ」にお金を使っていただきたいと考えています!

日単位の家計簿、月単位の家計簿までは作っている方も多いかと思いますが、私は年単位(100歳まで)の家計簿まで作る必要があると考えています。

このブログでは100歳までの家計簿を作成することに重点を置いているため、アプリでの家計簿ではなく、手軽に見直しができるようにEXCEL家計簿で解説しています!

アプリでは初めは無料でも有料になったり、急に仕様が変わることもあります。
家計簿は生涯に渡り作成する必要があると考えているため、基本に立ち返りEXCELでの家計簿を推奨しています!

家計簿ママ

年単位(100歳まで)の家計簿だけでもいいですが、あくまで予測で金額を入れることになり、精度は高くありません。そのため日単位・月単位の家計簿で実績を知ることで精度を上げられると考えています。もちろん節約のため、傾向を知る目的もあります。

日単位・月単位の家計簿を作成するだけで満足してました^^;

好奇心旺盛なリスくん

無料テンプレートも付けているので、EXCELの知識がない方でもかんたんにできると思います^^
(アプリやWEBの方が使いやすい方は「年単位の家計簿」をメインにご覧ください)

3種類の家計簿

①日単位の家計簿(毎日の手入力:1日から月末
②月単位の家計簿(毎月の自動入力1月~12月
③年単位の家計簿(現時点から死ぬまで:XX歳から100歳程度

老後の年金はどうなるか分からないですし(きっと減るでしょうね、、)よほど高収入や財産がある方を除いては年単位の家計簿まで作成した方が今後のために良いと思っています。
度が過ぎた節約や浪費をしていることが分かるだけでも毎日の生活が変わるはず!

それでは家計簿の作り方を分かりやすく、まとめていきたいと思います!
まず具体的な作成の前に日単位、月単位、年単位の家計簿イメージです。

日単位の家計簿イメージ

銀行の通帳イメージです↓
内容や合計欄は極力ミスなく簡単にできるようにEXCEL関数を使っています。
具体的な方法は後ほど!

メイン口座一つに統一する、日々の支払いは一つのクレジットカードに統一すると入力が簡単です^^
我が家では楽天カードを利用しています。
その他カードでもいいですが、統一することをオススメします!
家計簿を作成する時も楽な明細をCSVダウンロードできる所がいいですね!
またポイントもまとめて管理できます!

月単位の家計簿イメージ

イメージは以下です↓
基本的にEXCEL関数により日単位の家計簿から自動転記されます。

日単位の家計簿を1年作成することで各収入・支出の平均値、年間合計が分かります。
年間でプラスになっているか、マイナスであればどこを見直すべきかが一目瞭然です。
どこを節約すべきかも検討しやすくなります!

年単位の家計簿イメージ

イメージは以下です↓
月単位の家計簿(過去の実績)により今後の予定を立てます。
詳細には分からないのでまずは目安で作成して大丈夫です!

ポイント

一番下の年末残高がマイナスにならないこと(破産を意味します^^;)

項目は家庭によって異なるので、あくまで上記の項目は参考値です。
月単位の家計簿を作成することで必要な項目が見えてくると思います。
現時点では予想で大丈夫です!現状を「知る」ことが大切だと考えています。
3大ライフイベントの住宅取得資金、教育資金、老後資金は何れも1000万円超えです^^;
これらを検討する材料になるので、まずは作成することをオススメします!

将来を予測して作成するのは大変そうですね。。

好奇心旺盛なリスくん
家計簿ママ

始めは大変かと思いますので、概算で良いです!
概算レベルでも将来の家計を充分実感できると思います!

エクセル家計簿の作り方【無料テンプレート付き!】

それでは、まず日単位の家計簿の作り方です!

日単位の家計簿の作り方

目標は↓の日単位の家計簿です^^
日単位・月単位の家計簿の無料テンプレートはこちら

Point1:収支項目名の設定

上記の目標にある内容欄を作成するための下準備として、まず主要な収支項目を設定します。
初めて家計簿をつける方は大まかで大丈夫です!
どこにも当てはまらない時のように「その他」を準備して、傾向を掴んだうえで翌年から、その他を分解していってもいいですね!

家計簿ママ

11:パパ給与のように主要な収支項目をまずは設定します!
16:****等は将来項目を追加する時のために多めに取ってあります!

↑の合計欄は参考値なのでなくても大丈夫です!
(上記では項目名と収入・支出のSUMIFで出しています)

また、今後家計簿をつけていく中で、項目名が分かるように上部にウィンドウ枠を固定しています。月日の横が項目名の数値となっており、「11」を入れるだけで「パパ給与」等、自動で表示されるようにしています。入力の簡素化です^^
最初の設定が少し大変ですが、日々の入力は簡単になります。

Point2:月単位の家計簿の準備

月と項目名を結合(Concatenate)しています。
月単位の家計簿で利用します。説明は月単位の家計簿で!

Point3:日単位の集計

日単位の入力後は自動で残高表示するように、以下のようにIF関数を利用しています。
一番初めの前年度繰り越し以外は、以下の関数を設定して、最後までコピーします。

続いて、月単位の家計簿の作り方です!
一度Excel関数を設定してしまえば、日単位の家計簿の作り方を入力後、自動的に反映されます!

月単位の家計簿の作り方

目標↓の月単位の家計簿です^^
日単位・月単位の家計簿の無料テンプレートはこちら

Point1:日単位の項目を設定

日単位で設定した収入と支出の項目を一番左に設定します。
項目が増えた時には行を増やすイメージです!
また、一番上の行に1~12月までの月を入れておきます。

Point2:EXCELのSUMIF関数で自動的に月額を集計

毎回合計額を転記してもいいですが、、数か月でやってられなくなります^^;
そこでSUMIF関数を利用します!

SUMIF関数の設定例として「パパ給与」を挙げています。

具体的には「=SUMIF('2022年'!$E$15:$E$1000,111,'2022年'!$H$15:$H$1000)-SUMIF('2022年'!$E$15:$E$1000,111,'2022年'!$I$15:$I$1000)」と書いてあります。「'2022年'」は日単位のシート名ですので適宜変更いただければと思います。

「$E$15:$E$1000」は絶対参照という機能です。1月分を2月以降にコピーする際に列がズレないようにしています。1000は任意に変更いただいて問題ありません。日単位の会計簿で年間1000件以上入力する場合には2000等に変更しましょう!

「2022年」シートのE列の中で「111」(月+項目)であるものの収入合計から支出合計を引いたものという意味合いです。

「パパ給与」の2月分は「111」を「211」に変更するイメージです。「パパ給与」以外の項目も同様です!(赤枠の数値を変えるだけ。「ママ給与」の3月分は「312」ですね!)

最初はちょっと難しいかもしれませんが、一度設定しておくとかなり楽です!

Point3:小計、総額の設定

年単位の家計簿にする上で小計、総額は重要項目です。
むしろこのために私は日単位と月単位の家計簿を作成しています!

小計はSUM関数を使います。ここでは毎月の額を集計するため、絶対参照の$は使いません。

続いて、総額もSUM関数を使います!
以上で月単位の家計簿は終わりです。少し大変ですが、毎月の更新はないのでかなり楽です!

最後に年単位の家計簿の作り方です!
月単位の家計簿の作り方の年間総額をもとに家族構成や家族の年齢を考えて、将来を予測して立てる必要があります。

家計簿ママ

面倒かと思いますが、ここで頑張って作成することで将来への不安を減らすことができます!

とりあえず今を乗り越えられればと思いつつありましたが^^;
将来のために、もう少し頑張ります!

好奇心旺盛なリスくん

年単位の家計簿の作り方

ここが最重要です!
このために日単位・月単位の家計簿を作ってきたと言っても過言ではありません^^
合計、総額以外はExcel関数ではなく直接数字を入力しています!
(合計、総額のSUMIF関数については月単位の家計簿の作り方参照)

年単位の家計簿の無料テンプレートはこちら

家族の年齢を考えて作成する

上記サンプル家計簿の上の行に、パパ、ママ、子供①、、とあり、その年ごとの年齢を入れています。いつ退職するか、年金はいつからか、子供の小学校から大学までの期間はいつかを明確化することで必要な支出が見えてきます。子供はいつ産まれるか分かりませんが、予定があるなら入れておいた方がいいと思います。学費だけでも最低1000万ですし。。

エクセル家計簿を作るときのコツ

Point1:入力は極力かんたんに!

家計簿は「継続」が一番大事です!
忙しい中で毎月家計簿を作成することが難しい状況もあると思います。
そんなときのために「入力は極力かんたんに!」ということでエクセル関数を利用して、必要最小限の入力とすることで大幅に時間短縮ができます。

また、私は基本的に家庭用のメイン口座を作成して、すべてメイン口座の収支で家計簿をつけられるようにしています。

食費や雑費はすべてクレジットカードを統一して、WEBから明細を出力し、コピペで家計簿に反映しています。(夫婦の場合は家族カードが便利ですね)こうすることで日々の収支はすべて記録されるので、月末くらいに一括で家計簿をつけるだけで済みます!今後も続けることですので、できるだけ負担がないようにしたいですね^^(レシートからの入力もしたことがありません)

※我が家では楽天カードを使っています!楽天カードで食費・雑費・生命保険・光熱費等すべて支払い、通販はすべて楽天市場、ふるさと納税も楽天ポイントを使い、ポイントでガソリン代を支払っています。分散するよりはまとめた方が良いですね!口座も貯蓄(住宅ローン)用と生活費用は別けてもいいですが基本的には1つの方が「楽」です。その他カードでも問題ありません!

Point2:まずは作ってみる!

将来どうなるか分からないことも多いですが、まずは作って現状を把握することが重要だと思います!収入・支出の項目も現時点で必要と思う項目のみで良いです。
特に年単位の家計簿を作成するには月単位の家計簿が出来ていないといくら必要かの試算もできません。
具体的な収入・支出項目毎の検討方法は以下、項目検討でお伝えします!

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家計簿の支出項目には何を入れるべき?具体例とともに解説します!

2023/3/20  

家計簿を作成する上で支出項目として何を入れれば良いかは最初の悩みかと思います。特に将来かかる支出!イメージできるように具体的な例を記載しています!

Point3:毎年の見直しが必要!

収入・支出の項目は家族構成やイベント(出産・マイホーム購入等)毎に大幅な見直しが必要となります。収入もある程度予測は出来ますが、どうなるかは分からないですよね。

あと、性格によると思いますが、予測する際に楽観的に予測する人、悲観的に予測する人が出てきます。私は悲観的なタイプで、最初は残高がマイナスでした^^;
予実がぴったりと合うことは難しいですが、大まかに将来を予測することができます!
この時点ではある年の残高がマイナスになるからと言って悲観的になり過ぎる必要はありません。(もちろん生活の見直し、特に固定費・変動費の見直しが必要な場合にはしてください!)

また作成時点ではよく分からないため、そもそも収入・支出の項目自体がないこともあります。
例えば、老後も年金額によっては住民税、所得税が発生します
学資保険もあまりに高額にすると住民税、所得税が発生します。
後々、気が付くと遅いこともありますので、前もって「準備しておくこと」が必要です。
今が良くても将来が極貧は避けたいですね^^;

エクセル家計簿の無料テンプレートまとめ

3種類の無料テンプレート!

エクセル家計簿無料テンプレート→日単位・月単位の家計簿

エクセル家計簿無料テンプレート→年単位の家計簿

最終目標は100歳までの家計簿!

これを作っておけば将来に対しての漠然とした不安がなくなります!

何となく不安に感じて無理をして節約して老後資産が余っても有効利用は難しい(30歳の100万円と90歳の100万円では価値は全く違うと考えています)。また、今が大事だと将来を気にせずお金を使っていると厳しい老後を迎えることになりかねません。

残念ながら、年金だけでは充分とは言えなさそうですので、これからは100歳までの家計簿は必須だと考えています。

私自身、初めはよく分からないことがあまりに多くて、一喜一憂していましたが、
8年続けることでかなり知識もついてきたので、このブログで紹介していこうと思います!

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kakeibo_mama

家計簿ママ

老後2000万円問題をきっかけに100歳までの家計簿を作成して愕然。。転職による年収アップ+節約しかないと奮闘するも充分な資産を形成するのは困難であることが判明!?ようやく資産運用について考え始める。定期預金と学資保険に限界を感じ、iDeCo→NISA→高配当株を実施中!日本高配当株がメイン。投資歴3年目!家計簿歴9年!少しでも参考になればと自身の経験をもとにブログも執筆中。

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