将来設計

【結婚後】貯金いくら必要!?教育資金・マイホーム・老後

2022年4月1日

各記事で必要な額を書いてきましたが、視点を変えて、各ライフイベント毎に概算でいくら程度必要となるかまとめようと思います!各家庭、収入と支出が異なるので最終的には↓の年単位の家計簿(100歳までの家計簿)を作成することをオススメします!

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家計簿ママ

3大ライフイベントとなる教育資金・マイホーム・老後について概算でお伝えします!

3大ライフイベント(主な出費)

結婚後に焦点を当てて、毎年の平均的な収入・支出は抑えたうえで、いくら程度貯蓄があればいいかを検討していこうと思います!主な出費としては教育資金、マイホーム、老後となります。
※結婚式費用は300~500万円程度が相場でしょうか。その他新婚旅行や婚約・結婚指輪等々もかかりますが、ここでは結婚後に焦点を当てて書いています。

教育資金

こどもの教育資金は公立か私立かによって大きく異なります。また所得制限に引っかからず児童手当をもらえる前提ですとこども1人あたり↓となります。児童手当は200万円と仮定しています。

1人あたり総額必要額
(児童手当を考慮)
公立787万円587万円
私立2188万円1988万円
家計簿ママ

あくまで平均値ですが、こども1人あたり公立なら約600万円、私立なら約2000万円必要となります。

公立の場合

中学生から年間50万円程度かかりますが、やはり大きいのは高校3年生の塾代、大学生の学費かと思います。
それぞれ多く見て年間100万円程度として、高校2年生までに500万円あると安心ですね!
ただし、教育資金を除いて収入の方が支出よりも多ければ、600万円以下でも問題ありません。
(この判断のためにも100歳までの家計簿をオススメしています!)
仮に毎年50万円ずつ貯蓄できると仮定すると50万円×5年(高校3年から大学卒業まで)=250万円となり、高校2年生時点で250万円の貯蓄があれば問題ない事になります。

私立の場合

小学校から年間100万円超えのため、小学校前の6歳までに2000万円あると安心ですが、公立と同じく、教育資金を除いて収入の方が支出よりも多ければ、2000万円以下でも問題ありません。また、あくまでALL私立のケースです。
高校、大学のみ私立とすると、高校1・2年で年間100万、高校3年・大学1年で年間200万円、大学2~4年で年間150万と仮定すると100万円×2+200万円×2+150万円×3=1050万円
仮に毎年50万円ずつ貯蓄できると仮定すると50万円×7年(高校1年から大学卒業まで)=350万円となり、中学3年までに700万円の貯蓄があれば問題ない事となります。

家計簿ママ

あくまで教育資金の観点だけの試算です!実際はマイホーム、老後資金等も考慮して試算する必要があります。

教育資金についての詳細は↓をご確認ください!

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マイホーム

年収の6~7倍程度の価格に抑えるのであれば特段毎月の支払には困ることはないかと思います。マンションの場合には管理費・修繕積立金が毎月かかるので、その分も考慮する必要があります。

マイホーム購入までに必要な貯蓄という観点ですと、できれば諸費用(200万)は住宅ローンではなく購入時に支払う方が良い(フラット35等では支払わないといけない)ので、毎月の支払額がマイホーム購入前の家賃と同程度であれば、200万程度を貯蓄しておけばいいと思います!

①差額家賃

また毎月の支出がマイホーム購入前の家賃を上回るようでしたら、その分は貯蓄しておいた方が良いです。家賃が月10万、住宅ローンの月あたりの返済額が11万円であれば、1万円×12ヵ月×35年=420万円ということになりますね。年間の支出で12万円増えても問題ないという事であれば問題ないですね。

②定年後支払い

さらに35歳でマイホーム購入、35年ローン、65歳定年、毎月10万円のケースですと、5年分は収入がない(年金のみ)のため、10万円×12ヵ月×5年=600万円は定年までに用意する必要がありますね。早めにマイホームを購入した方が良いというのもこのためです。

マイホーム購入については↓をご確認ください!

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約2000万円必要と言われていますので、よほど年金が多くない限りは年金受給(65歳以降)までに2000万円貯蓄しておいた方が良いですね!

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まとめ

あくまで概算ですがまとめると↓となります。

いつまでいくら
教育資金
(ALL公立:1人あたり)
高校2年生まで500万円
教育資金
(高校・大学私立:1人あたり)
中学3年まで700万円
教育資金
(ALL私立:1人あたり)
6歳まで2000万円
マイホーム購入マイホーム購入まで200万円
老後年金受給まで
(65歳以降)
2000万円
※毎月の支払いが増える場合、定年後も住宅ローンの残債がある場合には注意

貯蓄例

30歳で第1子、32歳でマイホーム購入、34歳で第2子、65歳で定年のケースですと↓くらいあると安心ですかね。ALL公立、住宅ローンは月10万円と仮定します。

年齢イベント必要貯蓄額
30歳第1子誕生
32歳マイホーム購入200万円
34歳第2子誕生
47歳第1子高校2年500万円
51歳第1子高校2年500万円
65歳定年2000万円
65歳ローン残債2年分240万円
(10万円×12ヵ月×2年)

貯め時

逆に貯め時としては↓①②です。こどもの学費が高額となる前に少しでも貯めておきたいですね!
①こどもが(公立の場合)小学生まで、(私立の場合)幼稚園まで
その後は②こどもが自立後(大学卒業等)から定年まで

すべて合わせると3500万円も必要となるのですね!?

好奇心旺盛なリスくん
家計簿ママ

将来の収入を加味しない(年間収支が0円)のケースですので、実際はもっと少なくても問題ないと思いますよ!もっと細かく知りたい場合には100歳までの家計簿をオススメしています!

注意点

将来の収支を見積もる際には定年後(役職定年後)は収入が大きく減るので注意しましょう!

また、こどもが小さいうちは時短や転職(パート含む)もあり収入が減る可能性が高いので、そこも考慮に入れておくとより安心ですね^^

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kakeibo_mama

家計簿ママ

老後2000万円問題をきっかけに100歳までの家計簿を作成して愕然。。転職による年収アップ+節約しかないと奮闘するも充分な資産を形成するのは困難であることが判明!?ようやく資産運用について考え始める。定期預金と学資保険に限界を感じ、iDeCo→NISA→高配当株を実施中!日本高配当株がメイン。投資歴3年目!家計簿歴9年!少しでも参考になればと自身の経験をもとにブログも執筆中。

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