株主優待分析

【株主優待】ライオン:トイレタリー銘柄比較

2023年11月24日

ライオンはディフェンシブ銘柄かつ株主優待が魅力的で興味を持ち、100株保有中です!

1980年1月1日「ライオン歯磨株式会社」と「ライオン油脂株式会社」が対等合併し、「ライオン株式会社」として発足しており、2023年12月期で163期の老舗ですね!

ライオンについて

セグメントは大きく3つに分かれており、一般用消費財が約60%以上、海外比率も約30%です!

家計簿ママ

HPの「初めて当社とお会いする投資家向け資料」が分かりやすいので、そちらから抜粋します!

HP抜粋(初めて当社とお会いする投資家向け資料)

 【一般用消費財】売上高の約60%!
オーラルケア分野:ハミガキ、歯ブラシ(クリニカ、システマ)
ビューティケア分野:衛生関連品(キレイキレイ)
ファブリックケア分野:洗濯用洗剤(トップ)、柔軟剤(ソフラン)
リビングケア分野:台所洗剤(チャーミー)、住宅用洗剤(ルック)
薬品分野:目薬(スマイル)、解熱鎮痛剤(バファリン)

HP抜粋(初めて当社とお会いする投資家向け資料)
家計簿ママ

馴染みのある製品が多いです!

 【海外】売上高の30%!
ソウル:ハンドソープシェアNo.1
香港:歯ブラシシェアNo.2
バンコク:ボディソープ、ハンドソープシェアNo.1
などなど

HP抜粋(初めて当社とお会いする投資家向け資料)
家計簿ママ

海外売上はほぼアジアです!シェアNo.1、2もありますね!中期経営計画で2030年に向けて、新規国・エリア拡大(+600億円~)を目標にしているようです!

増配銘柄

2016年12月期から8期連続の増配予定です!

配当性向も直近では30%程度のため、問題ないと考えてます!

IRBANK抜粋

HP抜粋

当社は、連結収益力の向上により、株主の皆さまへの継続的かつ安定的な利益還元を行うことを経営の最重要課題と考え、配当は連結配当性向30%を目安として継続的かつ安定的に実施し、自己株式の取得は中長期的な成長のための内部留保を総合的に判断して実施を検討してまいります。
内部留保は、企業成長力の強化、永続的な事業基盤の整備を行うことを目的として、研究開発・生産設備等への投資や外部資源獲得に充当してまいります。

家計簿ママ

明確な増配という言葉ないですが、実質的には8期連続増配予定です!自社株買いはあまり期待できませんが、業績が厳しい中でも1円でも増配してくれている姿勢には好感が持てました!

ライオンの株主優待

ライオンの株主優待は保有期間に関わらず12月権利日に100株以上保有していればもらえます!

明確な金額の記載はありませんが、前期の優待品をもとに計算すると2500円程度と思っていた方が良さそうです。以前は3000円程度の時もあったようです。明確な記載がないので今後2000円程度になる可能性は否定できないです。

株数100株以上
優待品自社新製品2,500円相当
家計簿ママ

HPに前期分のサンプルがありました!翌3月に発送されるようで、楽しみです!

HP抜粋(2022年12月期分)

同業他社分析(トイレタリー)

マネックス証券の銘柄スカウター(10年スクリーニング)のオリジナル業種によると「トイレタリー」に分類されます。

私の必須条件、本当は「東証プライム+配当利回り3%以上」なのですが、トイレタリーではほぼあまりないので、「東証プライム+配当利回り1%以上」として、配当利回りが低い代わりに「時価総額1000万円以上+連続増配年数5年以上」を追加すると

花王、ライオン、小林製薬が出てきました!何れも12月決算ですね!

※ユニ・チャームは配当利回り1%未満のため対象外となっています。

花王、ライオン、小林製薬:比較

続いて同じマネックス証券の銘柄スカウター(銘柄分析)によると、トイレタリー(業種としては化学)の中で時価総額順では花王が圧倒的に高く、小林製薬、ライオンの順という事が分かります!

家計簿ママ

利回りは何れも1~2%台です!小林製薬とライオンは株主優待があり、総合利回りとしてはほぼ同じくらいになりそうです。総合利回りで4%、少なくとも3%は欲しいので、ライオン、小林製薬が魅力的に見えます!

通期業績比較は以下のとおり、化学セクターが厳しいことはありますが、花王・ライオンの営業利益は近年大きく下がっていますね。半面、小林製薬は近年の大きな変化はなさそうです。

トイレタリー銘柄の総合利回り

2023/11/24の配当利回り

銘柄株価配当利回り
花王5,5411502.71%
小林製薬6,846961.40%
ライオン1,32526→272.03%
家計簿ママ

配当だけで見るとディフェンシブ銘柄とは言え、少し物足りなさを感じます

これをもとに優待を含めた総合利回りを計算すると↓

100株

◆株主優待

100株
小林製薬5,000円相当自社製品×2回(6月、12月)
ライオン2,500→1,500円相当自社製品(12月のみ)
家計簿ママ

花王には株主優待はありません。小林製薬は12月の他、6月にも株主優待があるのが特徴です!

◆総合利回り(配当+優待)

100株
花王2.71%
小林製薬2.86%
ライオン3.85→3.16%
家計簿ママ

総合利回りで見るとライオンは株価低下により、総合利回りは高めになっていますね!

私の方針

花王

株主優待はないものの時価総額は圧倒的に高く、連続増配No.1銘柄(33年連続)ですので、利回り3%を超えるようなら1株ずつ購入しようかと思います。※現在10株保有

②小林製薬

24期連続増配ではありますが、総合利回りが低いこと・それほど株主優待が魅力的ではないことから、購入は見送りました^^;

③ライオン

7期連続増配かつ株主優待が魅力的ですので、1300円、総合利回り3.92%で購入しました!近年は化学セクターの業績が悪いため株価は低迷していますが、基本的にはトイレタリーはディフェンシブ銘柄なので、今後に期待して購入に至っています!

家計簿ママ

ライオンは1275円で総合利回り4%ですね!また中期経営計画から少なくとも来期までは増配がありそうです!

【中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」(2022~2024年)抜粋】
「継続的かつ安定的な利益還元を行う」の基本方針のもと、配当は「連結配当性向 30%目安」を継続し、
「Vision2030 1st STAGE」では、3年間、毎期の増配を目指します。

実際の株主優待2023年12月分

2024/3/7に到着した2023年12月権利分の株主優待は以下のとおりでした!

LIONのHPからは定価を見つけられなかったので、楽天市場から送料を除いた最安値を調査しました!2024/3/9時点
明らかに送料が高く、単価が低いものは除きました。LIONのHPには明確にいくら相当の優待という記載はないのですが、1500円程度を思っていた方が良さそうです。(年々減っているという記事も見かけます)

商品名価格
システマハグキプラスハミガキ398
キレイキレイ99.99%除菌ウェットシート205
キレイキレイ薬用泡ハンドソープ287
NANOX one PRO278
ソフランエアリス(パティオ)397
合計1,565
家計簿ママ

思っていたよりは高くはありませんでしたが、どれも日常生活で利用するものですので満足感は高いです。あと、送料も考慮していませんので、新商品を楽しめる嬉しさはありますね!また何気に増配もしれくれるので継続保有です!

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kakeibo_mama

家計簿ママ

老後2000万円問題をきっかけに100歳までの家計簿を作成して愕然。。転職による年収アップ+節約しかないと奮闘するも充分な資産を形成するのは困難であることが判明!?ようやく資産運用について考え始める。定期預金と学資保険に限界を感じ、iDeCo→NISA→高配当株を実施中!日本高配当株がメイン。投資歴3年目!家計簿歴9年!少しでも参考になればと自身の経験をもとにブログも執筆中。

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